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2025年10月16日ラウル・デュフィー作『電気の精』生誕88周年記念シンポジウムが開催されました。
電気学会電気技術史技術委員会主催、メタエンジニアリング研究所の共催で、千葉大学電気電子コース会議室にて、で開催され、4つの講演と、フランスからのメッセージが紹介されました。

1.主催者あいさつ 電気学会電気技術史技術委員会 澤敏之委員長

2.千葉大学における電気関連研究と教育 千葉大学 佐藤之彦教授

3.「電気の精」の構成から見た電気の通史と『真空管』 千葉大学 田中國昭名誉教授

4.ラウル・デュフィーと藤田嗣治のつながり メタエンジニアリング研究所 鈴木浩所長

5.工学部教育における専門科目と科学技術史との融合 埼玉大学 長谷川有貴准教授

6.千葉県立現代産業科学館での『電気の精』展示報告  電気技術史技術委員会 丸島敬幹事


第102回研究会
がハイブリッド開催されました

2025年 9月22日 10:30-12:15 

○生物の進化に関する考察

・日本進化学会の紹介があった。生物の進化の課程をメタ的に捉えることが行われるようになってきた。人間の脳細胞の数はそれほど多くないが、シナプスの数はずば抜けて多い。

○AIとの付き合いに関して

・書籍『AIと人類』の紹介があった。機械というより、パートナーとしての付き合いが肝要である。

○日本工学教育協会との連携

・メタエンジニアリングシリーズ(計30巻)を日工教で保管してもらえるようになったとの報告があった。日工教の質保証委員会においてメタエンジニアリングの紹介がおこなわれ、ただしく内容が伝えられた。ビッグライブラリーにて保存が可能との意見があった。

○生成AIツールの回答の違いについて

・4つの生成AIツールに同じ質問をした回答の比較が示された。曖昧な質問に対しては、偏った回答が得られる。情報の少ないものへの質問には、ただしく答えるものと、あやまった解釈をしてくるものがある。AIの使い方に注意が必要である。メタエンジニアリングをただしく伝える必要がある。

○Purpose Driven Innovation

・PDIの活動の紹介があった。目的を見いだすのにwhyを考えること、4つのプロセスがメタエンジニアリングに近いことが示された。

○文化人類学の応用によるビジネス手法

・書籍『アイデア資本主義』の紹介があった。イノベーション創出に人文、社会科学を活用できる。Exploringの考えである。

○データセンターの課題

・米国から見たデータセンターの課題の紹介があった。クラウドが進み、データセンターのニーズは高まるがAIがらみのデータセンターはマスコミがいうほどは加速しないであろう。

お知らせ

今後の講演会 日程
ありません