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出版のご案内
NPO_新時代のチラシ5月版0507修正再.pdf
所長の鈴木浩が共著にて以下の本を上梓しました。
「新時代の電力システム そのグランドデザインを考える」
A5版 184 ページ ISBN 978-4-9913589-0-6 定価:1,800 円+税
発行:NPO 法人 次世代エンジニアリング・イニシアチブ
書籍のお求めは ・NPO法人 次世代エンジニアリング・イニシアチブホームページ
2024年6月4日に開催され、以下の発表と議論がありました。
おもな議事
○デジタル時代のアナログの価値
勝又主席研究員より「Voice2024著者;ジョージ・ダイソン」の紹介があった。現代はアナログ回帰、あるいはアナログ革命が起きている。生成AIもアナログと考えることができる。
○whyを追求する
勝又主席研究員より、アリストテレス全集(全38巻、戸塚七郎訳)の中に、870のwhyが登場するとの紹介があった。第1集の医学について例を挙げた。中村聡一著「教養としてのギリシャローマー名門コロンビア大学で学んだリベラッルアーツの神髄」では、10の徳をあげている。中庸の大切さに行き着いた。
○WEB3.0の最近の動き
小松首席研究員より、最近WEB3.0に関する記事が減ってきているとのデータが示された。ChatGPTに偏っている。ブロックチェーンは暗号貨幣の悪影響を受けた。日本ではNFTやDAO(分散自律組織)への規制がきびしく、グローバル化に乗り遅れている。
○企業経営おける女性の役割
当研究所の主任研究員が企業の幹部研修において、今後、提言を行うことになった。女性の参画で発想の幅を広げることができる。メタエンジニアリングを活かした提案にしたい。
研究所メンバーからのサジェッションを期待する。
○効率より効果を重視すべき
鈴木所長より、先の見通せない今は、目標がはっきりしていた時代に効率重視では成果が上がらない。試行錯誤を伴う効果を重視するときであるとの話があった。
○メタエンジニアリングに関する講演での議論
鈴木所長が、神奈川県三火会での講演を行い、多くの議論があった。中でもwhyがなせ日本企業で問われなくなったのかが議論され、追従型、B2B、インフラビジネスなどで顕著だという意見がでた。
○半導体産業の将来について
鈴木所長より研究イノベーション学会のブレイクスルー研究会で行われた講演内容を紹介した。半導体そのものではなく、そのアプリケーションの分野全体を見る中で産業政策を考える必要がある。
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メタエンジニアリングに関する新たな知見
・アリストテレスはwhyを重要視した。
・ダイバーシティもメタエンジニアリングの視点でとらえる必要がある。