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2024年8月24日ラウル・デュフィー作『電気の精』生誕87周年記念シンポジウムが開催されました。
電気学会電気技術史技術委員会主催、メタエンジニアリング研究所の共催で、千葉県立現代産業科学館で開催され、4つの講演と、フランスからのメッセージが紹介されました。子供向けの『電気の精』の展示も行われました。
研究会がハイブリッド開催されました
2024年 11月19日 10:30-12:10
おもな議事。
○法華経に見るメタエンジニアリング
・勝又主席研究員より石原慎太郎著の法華経の紹介があった。従属矛盾の解決改良のためには、あくまで主要矛盾への認識とその解決を目指さなくては物事は決して本当によくなりはしない。Miningをいっている。
・法華経の十如是(相、性、体、力、作、因、縁、果、報、本来)はメタエンジニアリングのMECIプロセスに対応している。
・鈴木研究員より、心理学での対話では、マイナスを扱う振り返りと、将来を見るSolutionFocusがある。
〇光電による解決
・小松主席研究委員より、データセンターの省電力に、LSI内の通信に光を使う技術がある。1.5マイクロの波長では半導体は透明である。フォトニック結晶により光電気変換が可能である。
・光パスゲート回路が、省電力を実現する。光と電気の融合が必要であろう。
○外科医療とデジタル
・池田首席研究員より、デジタル技術により難しい外科手術が可能になっているとの紹介があった。メタバース、内視鏡などが使われている。
・太田氏より、色合わせが医療診断では大事である。人の経験とデジタル化をどう結ぶか。
〇歴史の未来
・国立歴史民俗博物館での講演「歴史の未来」の紹介があった。歴史でのコンピュータの使い方には、発見、解析、可視化の三つのフェーズがある。これらの横展開と縦展開が重要である。
・人工生命が今また注目されている。
〇DX人材育成に関して
鈴木所長より、研究イノベーション学会の研究会での三澤氏の講演の紹介があった。DX人材育成に関して、SAP、フランスの42、徳山の高専のユニークな取り組みが紹介された。
○フィジカルとサイバーの融合
・鈴木所長より、東京電力パワーグリッドの岡本氏のエッセイの紹介があった。電気の精から学ぶのは、電気と、他の分野との融合による解決である。情報通信系や移動系との適切な融合が必要である。
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メタエンジニアリングに関する新たな知見
・法華経からMECIについて学ぶことがある。
・異なる分野の融合の中にメタエンジニアリングが浮かび上がる。